梅雨時のご注意:湿度について
掛軸屋.netの秋吉です。
梅雨の季節のお知らせです。
当工房のある東海地方でも今の時期は雨の日が多く
工房内では湿度が上がらないように気をつけています。
“湿度”は掛軸の仕上がりに大きく影響を与えてしまうので
製作途中や完成した後も気をつける必要があります。
掛軸は額や屏風と違い
平らな板に貼られているわけではありません。
簡単に言えば
和紙を3、4枚貼り合わせてあるだけのものです。
そのため、表と裏の両面から水分を吸ってしまうため
その時、掛軸は“反ってり”、“波をうつように”なってしまいます。
私たちが日頃から気をつけていることは
なるべく乾燥した状態で製作し、保管するということです。
皆様のお手元にある掛軸も
湿度をなるべく避けて保管するようにしてください。
特に気をつけることを3つ、ご紹介いたします。
1.湿度の高い場所、温度が極端に高い場所で保管しない。
風通しの良い和室の“天袋”が良いとされています。
押し入れなら上段での収納がおススメです。
2.桐箱があれば桐箱に収納する。
ない場合は新聞紙などを外側に巻いて、“湿気”から掛軸を守ってください。
3.湿度の高い日に収納しない。
掛軸は“掛けっぱなし”も“しまいっぱなし”もよくありません。
天気の良い乾燥した日に収納しましょう。
また年に数回の“虫干し”も必要です。
お手元の掛軸が
もし波打ったり、ひどく反ってしまった場合は
ぜひ当工房にご相談ください。
掛軸を楽しむためのお手伝いが出来ればと思っています。
————————————————
掛軸屋.net
http://www.kakejikuya.net/
梅雨の季節のお知らせです。
当工房のある東海地方でも今の時期は雨の日が多く
工房内では湿度が上がらないように気をつけています。
“湿度”は掛軸の仕上がりに大きく影響を与えてしまうので
製作途中や完成した後も気をつける必要があります。
掛軸は額や屏風と違い
平らな板に貼られているわけではありません。
簡単に言えば
和紙を3、4枚貼り合わせてあるだけのものです。
そのため、表と裏の両面から水分を吸ってしまうため
その時、掛軸は“反ってり”、“波をうつように”なってしまいます。
私たちが日頃から気をつけていることは
なるべく乾燥した状態で製作し、保管するということです。
皆様のお手元にある掛軸も
湿度をなるべく避けて保管するようにしてください。
特に気をつけることを3つ、ご紹介いたします。
1.湿度の高い場所、温度が極端に高い場所で保管しない。
風通しの良い和室の“天袋”が良いとされています。
押し入れなら上段での収納がおススメです。
2.桐箱があれば桐箱に収納する。
ない場合は新聞紙などを外側に巻いて、“湿気”から掛軸を守ってください。
3.湿度の高い日に収納しない。
掛軸は“掛けっぱなし”も“しまいっぱなし”もよくありません。
天気の良い乾燥した日に収納しましょう。
また年に数回の“虫干し”も必要です。
お手元の掛軸が
もし波打ったり、ひどく反ってしまった場合は
ぜひ当工房にご相談ください。
掛軸を楽しむためのお手伝いが出来ればと思っています。
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