型紙展
掛軸屋.netの秋吉です。
朝夕ずいぶん涼しくなってきました。
日中はまだ暑い日もありますので、
寒暖の差にお身体お気をつけ下さい。
先日、三重県立美術館で行なわれている「型紙展」に行ってきました。
“型紙”は、着物や浴衣などを染色する時に使う用具のことです。
加工された丈夫な和紙に、彫刻刀で図柄を彫り抜いたものです。
それら日本で発達した型紙が、19世紀後半以降にヨーロッパに渡り、
当時の西洋の芸術家に大きな刺激を与えました。
会場には当時使われていた型紙を中心に、
型紙を使用して染めた着物や浴衣、
型紙の模様を集めた貴重な資料、
西洋絵画の中に見られる日本の型紙紋様など、
型紙にまつわる様々なものが展示されていました。
そして、現在も日本の型紙紋様はヨーロッパの人々を惹き付ける魅力があり、
様々なインテリア家具にも使われていました。
私たちが扱う掛軸の布にも、型紙で使われる紋様が描かれたものがあります。
(掛軸の布は染色ではなく織物ですが...)
伝統的な紋様が世界を廻り、現在も受け継がれ進化している------。
その過程を見られる貴重な展示です。
お近くにお住まいの方に是非オススメかと思います。
〈三重県立美術館 -世界が恋した日本のデザイン- 2012年8月28-10月14日〉

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掛軸屋.net
http://www.kakejikuya.net/
朝夕ずいぶん涼しくなってきました。
日中はまだ暑い日もありますので、
寒暖の差にお身体お気をつけ下さい。
先日、三重県立美術館で行なわれている「型紙展」に行ってきました。
“型紙”は、着物や浴衣などを染色する時に使う用具のことです。
加工された丈夫な和紙に、彫刻刀で図柄を彫り抜いたものです。
それら日本で発達した型紙が、19世紀後半以降にヨーロッパに渡り、
当時の西洋の芸術家に大きな刺激を与えました。
会場には当時使われていた型紙を中心に、
型紙を使用して染めた着物や浴衣、
型紙の模様を集めた貴重な資料、
西洋絵画の中に見られる日本の型紙紋様など、
型紙にまつわる様々なものが展示されていました。
そして、現在も日本の型紙紋様はヨーロッパの人々を惹き付ける魅力があり、
様々なインテリア家具にも使われていました。
私たちが扱う掛軸の布にも、型紙で使われる紋様が描かれたものがあります。
(掛軸の布は染色ではなく織物ですが...)
伝統的な紋様が世界を廻り、現在も受け継がれ進化している------。
その過程を見られる貴重な展示です。
お近くにお住まいの方に是非オススメかと思います。
〈三重県立美術館 -世界が恋した日本のデザイン- 2012年8月28-10月14日〉


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