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寅年

今回は、最近の仕事の中で印象に残ったことを書きたいと思います。

先週の3日はお雛祭りでした。
今年の初め頃から、お雛様の掛軸の修理が多くありました。
お内裏様とお雛様の描かれたものや、三人官女、五人囃子までが揃った豪華なものまで、いろいろな構図があり、仕事を忘れて見入ってしまいました。

他には、昨年末から修理のご依頼を多く受けているのは、やはり「虎(寅)の絵」でしょうか。
なんといっても今年の干支。十二支の三番目になります。
水墨画などにも多く見られる動物です。

虎の絵を掛軸に描くのは、「1日にして千里を行き千里を返す」という、虎の持つ勢い盛んな例えから「開運招福」に。また「八方睨み」から、眼光で押し寄せる災厄から守ってくれるとされる「厄払い」...。
他にも、家運隆盛や富貴繁栄など非常に縁起の良い理由からのようです。

最近の掛軸に描かれる虎は、実物に近く描写されていますが、江戸時代の頃などは絵師さんが実物を見たこともなく、想像によって描かれていましたので、ちょっと虎には見えないものもあったりします。長澤盧雪の有名な虎の襖絵も猫のように見えます。
絵師さんの想像力で描かれた「虎」が、何百年の後、「開運招福」や「厄払い」などの願いをこめて飾られたり、干支を迎えるために床の間に掛けられるのは、非常に趣きがありますね。

季節を問わず掛けられる虎は、縁起の良い掛軸です。
今年もまだ始まったばかり。ラッキーアイテムとして、「虎」の掛軸を飾ってみてはいかがでしょう。

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