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美術倶楽部にて

先日、名古屋美術倶楽部に行く機会がありました。
テレビ番組の「なんでも鑑定団」でおなじみの安河内眞美さんと田中大さんのトークショーがあったからです。

会場にはたくさんの美術愛好家の方々が来場され、みなさん興味津々のご様子。
鑑定士のお二人が拍手と共に登場され、最後までみな一言も聞き逃すまいと耳を傾けていました。

安河内さんはテレビで見るより柔和な印象を持ちました。
解説されているときは豊富な経験と知的な感性がオーラのように全身を包んでいるようでした。また、解説と離れたトーク(体験談)では、ちょっとはにかんでお話をされる一幕もあり、とてもチャーミングでした。

田中大さんは気さくな感じでした。
トーク中、過去の失敗談などもご披露されて、親しみやすい方だなぁと感嘆しました。

トークショーは、「日本美術の見方」をテーマに松尾芭蕉、伊藤若冲、菱田春草などの名画をスライドで見せながら多面的に解説されていて、とても判りやすく聴くことが出来ました。
これから日本画を見るのが楽しくなるような良い話がたくさんあり、1時間のトークショーはあっという間に終わってしまいました。

別の会場ではトークショーの解説で使われた(本物の!)掛軸などの書画が展示されていて、それは大変高価なものばかりでした。しかも現物がそのまま展示してあり、手を伸ばせば触れられるほど間近で、そのまま肉眼で見ることが出来ました。このような経験はなかなかありません。良い経験をしました。

お二人が共通して話されていたことは、
「文化的価値や作者のネームバリューにとらわれるよりも
“自分がいいと思ったものがいいのだ。”と思うことこそが大事」なのだそうです。
素直に、まっさらな気持ちで古美術に接したくなりました。

後日、お二人の著書を読む機会を得ました。

・「くつろぎを知る大人の骨董生活入門」安河内眞美 著/情報センター出版局
・「先賢諸聖のことば」田中大 著/PHP研究所

安河内さんの著書では、「現代の日常生活の中に和の骨董を取り込み
楽しんでみてはいかがですか?」と気軽に骨董の世界を紹介されていて、その魅力が伝わってきました。

田中さんの著書では、勝海舟や福沢諭吉、北大路魯山人らが揮毫した名言や格言を掛軸や額と共に紹介し、現代にも通じるわかりやすい言葉に解説してくれています。
見て楽しく読んで糧となる贅沢な一冊でした。

両著とも掛軸について語られています。皆さんにも是非オススメの著書です。

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